http://news.yahoo.com/nphotos/Japan-evacuation-centers-Wakana-Nemoto-3-standing-next-mother-Naoko-receives-radiation-exposure/ss/events/wl/031511japanevac/im:/110416/481/urn_publicid_ap_org_d71bd25bae3e42f485952ffee1504b9d/
Twitterで今回いろいろな写真をみつけた。その中で紹介されていたものです。
大人でもわかる人がいないのに、いい加減で実は無知の大学教授。わかるのは、責任が自分に降りかからないようにすること、この後の裁判で、いかに有罪にならないようにするかの基準値変更。
さらに、中途半端な対応と遅い指示。イラつく住民たち。TVではその模様を報道し、街を映し出す。
大人でも混乱しているのに、子供は尚更だ。津波に襲われてしまった子供たちならわからないでもない、子供だって映像を見れば大変な事が起こっていることくらいわかるだろう。でも、自分たちのところはいつもと変わらない景色。
原発のお膝元の町は、原発に勤めている人も多くいて、原発利権も得ているだけに緊急事態の対応は早かった。いきなり、埼玉への避難。子供たちも、原発の怖さを薄々知っていたのかもしれない。
しかし、大人の勝手、意地の問題でこだわった30kmの円。うっかりしていたせいで発表しなかったスピーディー。放出した量・濃度が分からなかったので予測値であるスピーディーを発表しなかった。という言い訳。天気予報も、確実でないけど発表しているではないか!今回は命にかかわる問題なんだ!それを発表しなかったばかりに、中途半端になってしまった30km圏外の町がある。飯館村もその一つだ。
双葉町などと同時に避難すればよかったじゃないか。へびの生殺し状態で一か月以上もほっておきながら、さらに、一ヶ月後に避難させるという。大人のエゴで右往左往する町。IAEAはとっくに避難勧告を出しているのに、保安院という無能の教授たちが、測定の方法が違うから、IAEAの言う事より安全委員会の方が確かだと間違った理論を展開した。
IAEAは土壌の表面からの測定。安全委員会は土壌から10cmくらい掘った土を測定。中部大学の武田教授がいうには、放射能はとりあえず表面に付着するから、それを測らなくてはいけない。表面に付着しているものは風で撒きあがるから健康に被害を及ぼす可能性がある。土に浸み込むのは雨などが降った後だ・・・と言っていた。単純に考えても武田教授の話はもっともな気がする。
そして、やっと来月中に避難をさせることになった。もう、遅すぎる気もする。かなり前に飯館村は幼児と妊婦を独自に避難させようとしていたが、安全委員会に止められた。
学校も始まったが、外では遊べない。学校に行かせてない親御さんもいる。
大人以上に子供の不安は測り知れないだろう。心に大きな傷を負わしてしまったのだ。
この写真が、飯館村の子供かどうかわからないが、測定されているこの子供の表情がすべてを物語っている。
これまで、なにも考えずに原発による電気を使っていたことを本当に申し訳ないと思う。
この子供たちが、将来、本当の笑顔を取り戻し健康に育っていくことを祈るしかない。
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