次から次へと繰り出される琉球衣装に身を包んだ方々の芸能披露。
300人近く集まった人たちのほとんどは竹富や八重山の出身者たちやその子供や孫たち。もちろん、竹富島ファンの方たちも大勢集まり、竹富島の民宿のファンの方たちなども大集合。
さすがに八重山出身の方たちだ。血は争えない。来ている方と話をしたり、眺めているだけでも、竹富島や石垣島にいる方々と顔立ちや声がそっくり。
それだけに、ますます、竹富島で宴会に参加しているようなそんな気分になってしまう。そして、竹富島でもこまめに動き回り、あちこちでお会いする竹富島のトップの公民館長が、竹富島から会場に駆けつけて挨拶があったりして竹富気分は最高潮!!
今回は昨年映画でお世話になった関係もあって会場でDVD発売をさせてもらうことになり、やはり、撮影以来竹富島大好きになった主演の飯田里穂さんにも参加してもらった。
この郷友会は言葉で説明しても伝わりにくく、ちょっと心配をしていたけど・・・来てみて舞台を見てびっくり、竹富島の芸能が舞台で披露され、おじちゃんもおばちゃんも子供も気さくに話かけてくる。その人たちの雰囲気は、やはり、竹富島の人たちのそれと似ている感じがあった。ちょっと、ほろ酔いのおじさんに
今回は、特別に写真も一緒に撮ったりと盛り上がったが、普通のイベントでこのような場合、特におばちゃんたちには困ることがある。盛り上がると、わけのわからないおばちゃんやおじちゃんとかが、写メ(携帯カメラ)を持ち出してパシャパシャ始める。きっと、良くわかってないのに盛り上がりで自分も自分もと来て大変なことになってしまう。断るわけにもいかず、みんなで困り果てることがしばしばあるが、この会場の人たちは、違った。そんなわけのわからないおばちゃんは一人もいない。テンションあがっている人もいたけど節度がものすごくある。さすがに芸能の島の血筋を持った方たちである。そんな流れもあって里穂ちゃんも、ごく普通におばちゃんたちのお相手しみんな大喜び、逆に
気を使ってくれる人までいたり。
舞台では、引き続き八重山の芸能が、披露されている。その中でも、舞台も会場も一緒になって踊る状態になった。ほとんどの人が踊り始めた。
里穂ちゃんと言えば、気が付いたらその輪の中にいた。
映画で見せた笑顔のままで・・・・・・。
映画の中でも、海岸でみんなで踊るシーンがあったが、まさにそのままの状態になった。
規模は今回の方が大きかったけど・・・。
その状況の中にいるとますます竹富島にいるように思えてきた。
常に芸能の最後には、「もーやー」で終わる。
いわゆる島版「ほたるの光」。
しかし、今日はお疲れ様、ありがとう、を感じさせてくれる物悲しく厳かな曲なのである。
映画の中でも、結婚式のシーンでしめの曲として竹富島の人たちが演奏し唄ってくれた。
映画の中でも感動のシーンにつながる大事な曲になっている。
そして、この宴は終了した。
終わった後も、来ていた人たちは笑顔を振りまいていた。
本当に楽しそうにして、
「また、来年会いましょうね」と言いながらゆっくりと家路についていた。
外に出てみるとそこは肌寒く大雨が降っていたが、そんなこと気にせず皆さん宴の勢いのままの笑顔だった。
ちなみに関連で「星砂の島のちいさな天使~マーメイドスマイル~」のブログにも載せてます。
リッピーブログ