国民はバカだから3日で忘れる。繰り返しで洗脳していく。
本当かどうか定かではないが、赤旗の記事である
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik11/2011-07-02/2011070203_01_1.html
実は、この内容は、宣伝の基本である。宣伝をしている人間にとって夢のようなプランである。
それは、普通どんな業界でも宣伝予算というものが、先に来る。
宣伝をする事によって商品が、チケットがどのくらい売れるのかにかかってくる。
その為には、芸能人の起用や文化人の起用などオピニオンリーダーを作る事によって商品の信用を植えつける。
映画などは、この手をよく使う。新聞広告などに載っている著名人のコメントがそうだ。
しかし、それだけではうまくいかない。
商品名を一般に数多く認知させておかねばならない。
手っ取り早い方法は、あらゆる媒体を使って、繰り返し繰り返し広告により商品名を連呼するのだ。
ここで、通常の宣伝では、最初にも触れた予算がある。
芸能人の起用に大金を使ってみたものの、商品のインパクトの弱さで失敗することもある。
文化人の起用にうまくいっても、商品そのものの認知度が低く大失敗することもある。
そこで、予算をうまく使わなくてはいけない。
まず、ターゲットを慎重に検討し、それに合うプランを出し合っていく。
予算が限られているからだ・・・・。
東電の広報作戦。これは実際間違っていない。
芸能人トラブルだって、大騒ぎになっても3日とは言わないが、「人の噂は75日」で忘れてしまう。
沢尻エリカ問題だってすっかり忘れている。相撲だって普通だ。
元々そんなに大した問題ではなかったからかもしれないが・・・・。
あれだけ騒いだネットカンニング事件も不起訴になったことも忘れている。
それは、次から次へと、大問題が勃発し、前の話題は薄れていくからだ。
さらに、トラブルは広報の好機とあるが、これも間違っていない。
良い話は記事になりにくいが、悪い話はすぐに記事になる。
その大量に露出する記事を利用するしかない。
トラブルをうまく解決する事によって好印象に結びつけるのである。
第一報を報じたマスコミは、その後も報じなくてはいけないので、露出量は増える。
問題は内容だ。どのように反感を持たせずにするのか。
一応、経験上でいうと「嘘」や「だまし」や「金などを使って穏便にしてもらう」などしない事だ。
うまくいけばトラブル前より好転することもある。
東電の宣伝は楽だったに違いない
CMのキャスティングも簡単だ。専業主婦に人気の「はなまるマーケット」のキャストを使う。
薬丸君や岡江さん。お金を積めば、本人の判断以上に事務所は受ける。
本人だって、事務所の為には大金であれば断らない。通常のギャラなら断ったかもしれない。
僕の勝手な判断だけど、想定外の大金を提示されれば、周りの事を考えて受ける良い人達なんだと思っている。
余計、そのキャスティングは成功する。本人たちの優しさが出るからだ。
内容もそんなに凝ったものにしないが、金はかけているので映像は綺麗に出来上がる。
新聞や雑誌などの記事も、金を使った、より記事に近い記事広告を作る。
一般では記事なのか広告なのかわからない。
それというのも商品告知はいらない
「安全」「電気は凄い」「原発はありがたい」「電気のない生活は嫌だ」を印象付ければいい
簡単な作業だ。記者を接待する必要すらない。むしろ、営業に接待される側だ。
接待と言えば、「でんこちゃん」イベントを取材してもらう為の接待くらいと思うけど・・・。
そんなに金は使わなかったが、連呼方式、トラブルを起こして多くのテレビに出演して認知度を上げ信者を増やしていったあのオウム真理教と同じである。
それ以上にタチが悪いのは、サリン以上の大量殺人核施設を国民公認で作り続けていたのである。
しかし、今日も国会で追及されていたが、地域独占会社の宣伝に対して、認めていいのか?との質問をしていた議員がいたが、競合の会社があれば、必然的にそこに勝つために「限りある予算」が、設定され、検討をしながらCMも作っていたはずだ。
もしも、トラブルが起こっていても対応方法も違っていたはずだ。
すべての面で一社独占は罪なことなのだ。
まだまだ、そこに気づいていないのか、4ヶ月経っても「3日で忘れるバカ国民」という前提は変わっていない。国民は、逆に「バカだけど3日で気づいた」。東電は「4か月経っても気づかない無能者か自分たちがすっかり洗脳されている異常者」としか思えない。
その証拠に、「やばい内容」の発表のタイミングを「3日で忘れるバカ」の原理で出している。
空気中にバラ撒いた高濃度放射能数値の発表前に、海上汚染放出の問題に注意をひかせて、「10の17乗」とあっさりいう。次のヤバイ事を発表する前に小出しに問題提起してから、「メルトダウンの定義が・・・であれば、そうです」とあっさりいう。
一所懸命ごまかしながら発表しているが、国民は悪いけどバカじゃなくなった。
今、汚染水処理施設問題で注意をそちらに向けているが、
「核燃料はどこまでメルトダウンしてるのか?」
「4月から計測して未だに『評価中で末に発表』といっている空気中に放出している死の灰の量」
今日、さりげなく
「3月の10の17乗というような大きな数字にならないと思う」といっていた。
いつ、どのようなタイミングで、さりげなく数字を言うんだろうか?
17日に収束のステップワンを達成するという。そこで、「良かったね」の空気にしておいて発表か?
その空気の中だったら
「数字適当に作っても大丈夫!10の10乗くらいにしておく?」
そういえば、東電会見の立地本部長代理 松本純一、どんどんオウム真理教 麻原 彰晃こと、本名:松本 智津夫に似てきたような気がするのは僕だけ?
そうそう!阪神大震災の後、サリン事件が起きたんだった。
今回は、両方共に規模が大きいということかな。
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