2011年3月31日木曜日

地球は、原子力安全委員会のものではない!!

全く、何様なんだろう!!IAEAの判断より安全委員会の判断が正しい!と。
空気中の放射能をモニタリングし、その結果、人体への影響に関して問題ない。IAEAは土壌調査している数値なので、こちらの方が正しい!と、言わんばかりの発言。
IAEAは飯館村に関して避難勧告をお勧め?しているが、日本政府はとりあえず無視。


そもそも、海水汚染にしても、土壌汚染にしても、ちゃんと計測してないじゃないか。空気中の場合は、万が一の時は即症状がでる可能性がある。しかし、海水、土壌はすぐには出てこない。一年後、5年後に症状が出ても、「もう、いないから関係ないもん!」ということなのか。


これに関しては、心強いことをグリンピースが、発表した。「飯館村は避難をする必要がある。避難勧告を出さないのならば、今後、問題が起きた時の証拠としてこれからもこの地域で測定し続ける。」といっている。でも、問題が起きてはいけないのだ!その為の対策をしてほしい。


それ以上に、安全委員会や保安院とやらは、二言目には、「ただちに人体に影響はない」とばかりいう。海水にあれだけの高濃度の汚水流しておきながら、水は海流で薄まるとか20km圏内で操業していないから大丈夫!という。文科省の測定では20km圏の海底からも高濃度の汚水が出てるぞ。そこを住処にしている魚や貝などがいる。原爆実験のせいで元に戻らない海もある。
今、実験も減り、少しずつ回復しているというのに。
土壌検査もしない、機材がないのかもしれない(ないなら強がってないで借りろ!!)が、空気以上に土壌は、そこから植物が育ち、それを食べる人間も含む動物や昆虫などの生き物がいる、そして、何年も続く可能性もある。

起きてしまったものは仕方がない。これまで電力の恩恵を受けていたわけだし、ただ、安全だ!安全だ!と金を使っていいつづけ、本当の危機が訪れた時のお粗末な対応。それも、100歩譲ってもいい。

しかし、

地球は、人間だけのものではない。ましてや、東京電力のものや安全委員会のものでもない。
最終的にはどんどん弱者を切り捨てていく体質は、もう、流行らないしそんな人間が今時いたこと
それが、同じ言葉を話す日本人にいたことが恥ずかしい。

せめて、海を泳ぐ魚たち、地を這う動物や昆虫が、
「なんだか、やばい物があるぞ!ちょっと、逃げておくか!」という動物的危機回避能力を示してくれれば良いが・・・。

僕らは、東電の電気不買!と、いっても独占だから選択肢はない。太陽光もまだ微妙だし、できることといえば、自主計画停電かな?・・・・ん?東電に協力することになるのか?
じゃあ、思いっきり電気使って大規模停電テロにでもするか!
使用電力100%ギリギリまでいったら、
「ちゃんとしないと家の電気つけるぞ!!」と脅かしますか!
油断している明日あたり良いかも・・・。

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